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日々の日記や、自分の好きなもの(アニメとか、音楽とか、サークルとか、学校とか)について思うことを、まったりと貪欲に書いていきたいです。

09.30.20:37

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04.08.01:41

true tears 総評

最後です。
true tears
です。

今期一番好きなアニメでした。
作品として完璧というわけではありませんが
悪いところも気になるというほどではなかったし
好みに合っていたのか展開に入り込むことができました。

イメージとしては
とても詩的なイメージがあります。
音楽の入り方とか、透明感のある風景とか
神秘性を感じさせる台詞回しや描写が
かなり好きですね。

物語をリアルに描いていたそうですが
同時に作品としてのフィクション性も感じられます。
感情のもっていき方やキャラクターの表現のリアルさは
感情を入れやすかったのですが
作品の持つ雰囲気はどこか神秘的
眞一郎パパが言ったような「心が震える」感覚がしました。

乃絵眞一郎のラストシーンの
「眞一郎の心のそこに湯浅比呂美!」
というアブラムシの歌はかなり響きましたね。

気になることで一つ書きたいことは
わざとやっているとは思うのですが
比呂美サイドに感情移入しやすいように
物語を持っていきすぎという感じがしました。

比呂美悲劇のヒロインみたいになってましたが
彼女も結構えぐいことをやっているし
悲しみの連鎖みたいにいわれますが
実は展開としてはほとんど何も起こっていないのに
それぞれの心のすれ違いが溝を作っていたというだけで
実際の構造はもっとベタな恋愛模様だったのではないでしょうか?

乃絵が変な子という印象も得られますが
彼女は結構普通の女の子
ただ、ちょっとピュアすぎるだけなのではないかと思っています。
(DVD一巻のブックレットで乃絵役の高垣さんは
 「ピュアすぎてちょっと怖い」といっていました。)
そのピュアさが異質さを感じさせているような気がします。

イメージは「動」というより「静」な感じです。
なにか激しく事件が起こるわけではありませんG
それぞれの心に持っている思いが
抑え切れなくなっていって
物語が動いていくという作品ですね。
キャラクターは非常に人間くさい感じですね。
(だから乃絵が異質なんです。)

最終回はきちんとまとめてきましたね。
眞一郎もそれぞれの関係を清算
乃絵にも友達ができました。
三代吉あいちゃんも今度は本当のつながりを作っています。
最後のシーンは乃絵が真実の涙を流せたということでしょうか?
本当のところはわかりません。
でも眞一郎は乃絵のために真実の涙を流すことができました。
そして比呂美の涙をぬぐうこともできました。
そして、みんな自分の選択をし一歩踏み出していく…。

DVDはきちんと最後まで買おうと思います!
イメージアルバムも買おうと思っています!

完璧じゃなくてもいいです。
ただ自分にとって
「心が震える」作品
これからも出会えたらいいなぁと思っています。
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