6つ目。一巻のクライマックス。
一巻の内容のクライマックスですね。
遠吠えの部分は原作では
ロレンスにもうちょっと細かい描写があったので
多少甘く感じますね。
あとミローネ商会がロレンスたちを売ったあたりのくだりも
もうちょっとホロの描写が欲しかったですが。
でも今回のロレンスとホロの掛け合いは好きです。
ホロのあせり方とかロレンスの強がりかたとか。
ここら辺は声がつくとまた盛り上がりますね。
あとヤレイをクロエという役にして
一話で二人の掛け合いのシーンを入れていたから
クロエがメディオ商会側にいたことの衝撃が
より大きくなりましたね。
ヤレイは農民でしたが
クロエは一応商人ですしね。
あと損得勘定の話をするのも
やっぱり商売人ならではですしね。
最後に神に向かって叫ぶところは
ホロの視点に立てばひどい話し出し
クロエの視点に立てば
人間がどう思っているかということが
よくわかりますね。
ホロが狼の姿になるところの描写が良いですね。
例えば他のアニメだったら
ホロの様子を映さなかったり光で隠したりとかしたでしょうが
人の口に狼の牙が生えてる様子を描いたり
そうしないで人から狼になる様子をそのまま描写したことで
恐怖を掻きたてる感じがでていてよかったです。
ロレンスの足の力が抜けたまま叫ぶところは
かっこ悪くてかっこよいです。
ロレンスはホロに恐怖を持ちつつも
それ以上にホロにいて欲しいという気持ちが出てて
二人のつながりを感じさせるシーンですね。
ところでクロエはこの後登場するのでしょうか?
せっかくのオリジナルキャラクターですから
また活躍の場があるといいなと思います。
このままじゃ全体的にクロエのイメージダウンで
終わってしまう感じですしね。
二巻早く読まないと・・・。
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