すこしくらいがんばります。
OP、EDが素敵すぎますね。
内容も面白く、安心してみることができました。
最終回の堂上と笠原の関係は本当によかったですね。
「図書館の自由に関する宣言」など
勉強になる作品でもありました。
「メディア良化法」も場合によっては
現実でも起こりうる問題だと思います。
表現の自由と人権侵害の問題は切っても切り離せませんね。
作品の立ち位置は図書隊の話ですので
基本的に表現の自由を尊重しているように思います。
ただ、作中の世論は必ずしも
図書隊を応援しているわけではありませんし、
図書隊内部での分裂もあります。
二つの問題を取り上げながらも
あくまでも笠原都の物語として見る作品ですね。
少なくともアニメでは二つのどちらがよいという
答えは出していませんし。
原作は読んでませんが多分そうなのではないでしょうか?
キャラクターがとても魅力的ですね。
笠原は二つの側面が合って
少女としての笠原と図書隊としての笠原が描かれてました。
どちらの立場で根っこは同じで
とてもすがすがしい性格ですね。
堂上はやっぱり笠原と似ていて面白いし
小牧が皆を取り持つ役。
手塚と柴崎がああなるとは思わなかったですが。
手塚は能力はあるけど精神はまだ未熟な感じですね。
柴崎は頭が切れて敵に回すと怖いけど
友達思いのいいやつですねぇ。
玄田さんは破天荒だけどカッコいいっす。
ストーリーは結構王道的な話だと思います。
笠原の成長と恋を描いた物語で
特別奇をてらっているわけではなく
正面から描いている感じですね。
だから安心できるしすがすがしいという感じです。
少し消化不良な感じもありますが
キレイにまとまって終わらせた感じですね。
増やそうと思えばまだ話は広がりそうですが
1クールでやるのならよい構成だった気がします。
個人的には柴崎が好きでした。
頭切れて一番えぐいことやるタイプですけど
もっとも思いやりのあるキャラでもあるので
ギャップが好きだったのかも。
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